せっかくゴール設定をして「自分のなりたい姿」を目指そうとしても、チャンスに気づいて掴んでいかなければ、なりたい自分になかなかなれません。
趣味でも仕事でも、自分が輝くためには、何かしらのきっかけが必要ですよね。
それをチャンスともいえるわけなのですが、
このチャンス、意外と見逃している人が多いと思います。
キラキラ輝いていると思う人を何人か思い浮かべてみてください。
その人たちは何かしらのチャンスを掴んで、今現在があるはずです。
大谷翔平選手だって、野球を始めなければ今がないわけですし、
千代の富士も、親方の目にとまらなければ昭和の大横綱になることはかなわななかったかもしれません(年代がバレる…)
昔話の「桃太郎」の話だって、おばあさんが川に流れているデカい桃を拾わなければ、
桃太郎伝説なんていうものはないのです。
鬼に支配されない平和な世の中になったのも、
おばあさんがチャンスを掴んでくれたから!
ともいえます(やや飛躍し過ぎですがww)
チャンスというのは「誰にでもあるもの」と言われています。
そんなチャンスを絶対に逃さないためにも、
知っておいていただきたい話をお伝えします。
読み物として楽しんでいただけたら幸いです。
チャンスは訪れるものなのか?
出ばなをくじくようで申し訳ないのですが、
実はチャンスというのは、いつでもチャンスに
溢れかえっているというわけでは無いのですね。
「谷底の神父」という寓話をご存知でしょうか?
ある谷底に教会がありました。
そこにいる神父さんは、その教会や、その地域の為に何十年と力を尽くしていました。
ある時、数百年に一度という大洪水が
その教会がある地域にやってきました。谷底には、どんどん水があふれてきます。
村人がその神父さんを助けに来て言いました。
「神父さん!早く逃げましょう。
今なら丘の上にいけば助かりますよ」しかし、神父さんは
「大丈夫です。
私はずっと神様を信じていますから、絶対に奇跡が起こります」そう言って谷底の教会に残り、祈りを続けました。
しかし、神父さんが祈っても、洪水の水は一向に引く気配はありません。
ついに、洪水の水は神父さんの足元まできました。すると、ボートに乗った村人が神父さんを助けにきました。
「神父さん!危ないです!このボートに乗って逃げましょう!!」
と助けに来てくれました。それでも、神父さんは
「いや、大丈夫です。
必ず神様が助けてくれますから、
心配しないでください。」
そう言って、神父さんは屋根に上がり、祈りを続けます。いよいよ、水は教会の屋根の上まできました。
そこに村人がヘリコプターに乗り、縄を垂らして言いました。
「神父さん!死んでしまうから、はしごにつかまってください!
本当に助けたいんです」
しかし、神父さんは
「大丈夫です。
必ず神様が助けに来てくれます」
と言って、助けを断ります。その後、神父さんは亡くなりました。
何十年も神様にお祈りしていた神父さんは、天国の入口で神様に質問しました。
「私はずっと神様のためにお祈りをしてきたのに、どうして奇跡は起きなかったのですか!?」
<谷底の神父>
すると神様は答えました。
「三回も助けてやったぞ」
いかがでしょう??
様々なことを教えてくれる、このエピソード。
神様は読み返してみると、
確かに神様は村人を通じて何度も命を助けようとしてくれていますね!
このエピソードの通り、チャンスが現れるのは3回と言われています。
これは少ないと思いますか?
私は、3回という数は多いと思います。
神様は慈悲深いなぁとも思いました。
3回もチャンスが与えてもらえるのです。
こんなすごいことないですよね。
だから私たちは、この与えられた機会をしっかり気づいてつかみ取らなければいけないのです。
直感で「あ、これやってみよう!」と思ったのなら、すぐやってみること。
「あ!この集まりいってみたい!」と思ったのなら、すぐに参加を表明してみる。
これが、現状では想像できないくらい素晴らしい未来へ続く道だったりします。
できれば1回目のチャンスで気づきたいですね。
でもなかなかそれも難しいと私自身も体感していますし、クライアントの方のお話を聞いててもそう思います。
「それぞれ違う場面だけど、何度も同じ選択肢を求められた。だから、これは決断しろってことなんだなと思い、思い切ってやってみることにした」
なんて話をされている方、わりと多いです。
ちゃんと宇宙の采配はそうなっているのですね。
チャンスの神様の存在
もう一つ面白いお話をします。
チャンスは3回訪れると先述しました。
では、どのくらいでチャンスは消えてしまうの?という超重要な疑問がわきませんか?(笑)
チャンスには神様がいるのをご存知でしょうか?
本当にそんな神様がいるか、いないかを信じるのはあなた次第なわけですが…
チャンスの神様とは、ギリシャ神話に登場する
「カイロス」という神様です。
その風貌は少し変わっていて(いや、だいぶ!)前髪しかなく、後頭部はツルツル。
さらに足には翼があり、すぐに飛んでいってしまいます。
そのため、チャンスの神様を掴むためには、
わずかな前髪を掴まなければいけません。
その時間は、現代の時間の感覚でいうと
およそ3~5秒。
一瞬で神様は去っていきます。
迷ったり、頭であれこれ考えていたら
チャンスを逃します。
でも…「これってチャンスなの?」
と思ってしまいますよね。
そこで必要になるのが直感力です。
直感力を鍛えることで、確実にチャンスの神様の前髪を掴むことができます。
直感力の鍛え方については、また別の機会にでも紹介したいと思います。
ちなみに、チャンスの神様のイラストを見つけましたので、こちらに貼っておきます。
本当はもっと素晴らしい芸術彫刻があるそうですが、イメージを掴んでいただくには、こちらのイラストが分かりやすそうだったので(笑)
それでは、チャンスの神様の前髪をしっかりつかんでいきましょう!
直感3~使って、3~5秒以内!
後から気づいても神様の後ろ髪に髪の毛はありませんよ!
ツルツルですよ~!