占星術を学問として捉えている保守的な私は「星座占い」という言葉は好んで使ってはいませんが、やはり皆さんに馴染みが深い言葉は「星座占い」です。
「〇〇座は~」なんていうふうに占っているのだから、星座占いですね(笑)
今回の記事では、星座占いは当たるのか?ということよりも、「占星術を徹底的に活用する」ことの大切さをお伝えしたいと思います。
星座占いは楽しむもの、占星術は活用するもの
毎日の12星座占いランキング!とか
雑誌の後ろの方にある今月の星占いだとか…ちょっと気になってしまいますよね。
でもこれ、12星座で表しているので、全人類が12パターンに当てはめられてしまっているのですから、冷静に考えればおかしなものです。
そう、おかしなものでいいのです。
だって星占いは楽しんでナンボですからね。
「今日はいい知らせがやってきそう」なんてことが書かれていたら、楽しみになりますし、逆に「今日はネガティブ思考で運気ダウン」と言われたら「マジか…」となるわけです。
そこでラッキーフードが「人参」と書かれていれば「よし!人参を食べよう」となったり。
まぁ、すぐに忘れるとは思いますけど…(笑)
こんな感じです。
かなりエンタメ感が強いの分かっていただけますでしょうか?
12星座占いの限界
12星座占いが、決して当たっていないということではないです。
それぞれの星座の位置と各天体(太陽や月)との位置関係を見て、何がテーマになるかというのを予想してますから。何かしらそのようなことは起こるものだったりします。
しかし、やはり12星座でザクっと見た星占いは、分かることは限界があります。
星座占いと占星術、どちらも一緒のことなのですが、自分の感覚的に敢えて区別させていただきますと…
星座占いは楽しむもの、占星術は人生を読むもの、日々活用するもの。
そんなふうに捉えています。
だから、毎日の星のエネルギー読みを「12星座ランキング」で活用せず、占星術的な「今日のエネルギーの流れ」で捉えてもらいたいのです。
具体的には、「今日は水星が逆行しているので通信や交通の乱れが発生しやすいですよ」とか「火星と冥王星が絡んでいるので通り魔的な巻き込まれ事故には注意です」とか…
星読み天気予報は星座別ということではないですが、非常に使えますので、ぜひ参考にしてもらえたらと思います。
出生図を読み解くことが最重要
という私ですが、かつては占星術を単なる星座占いだと思っていました。
その愚かな考えに懺悔したいと思います。
こんなにも自分のことを教えてくれるツールは他にはないと思います。
なぜこの姿でこの世に生まれたのか、何しにこの時代に生まれてきたのか、はっきりと示してくれていますし、生きる上でのストロングポイント、ウィークポイントも教えてくれているのです。
単純に「あなたは蠍座だから、執念深く嫉妬心の塊です。だから人を地獄の果てまで追いかけるのはやめましょう」(←美川憲一の世界観w)ってことではないのです。
そんな単純なお話ではなく、深く絡み合った星たちを読み解くことで、もっともっと細かい性質だったり、この場面の時にこういう一面が出やすいとか、そういう詳細まで分かります。
まずはどの人も自分の出生図をしっかりと読み解いて、この世で何をしたいのか?というのを理解してほしいと思います。
出生図(ホロスコープ)については、こちらの記事でも書いていますので、ぜひ読んでみてください。
意外とみんなスルー!1年のテーマも必ず押さえること
自分の出生図に興味を持ってくれた方が次に気になるのが「今後私はどういう運気でしょうか?」ということ。
今後の流れを知りたい方は多いはずです。
でも、それを聞いて終わってしまう人が多いのかな?という印象を、私は常日頃から感じています。
「〇年頃から幸運期に入ります…」とか、そういうのも良いのですが、
それよりも「今年のあなたはこういうテーマがあります。これに意識して取り組んでいきましょう」
ということを積極的に取り入れて欲しいです。
1年のテーマをしっかり自覚することです。
じゃあ、「2022年〇〇座の本」とかっていう本を買えばよいのでは?という声も聞こえてきそうですが、それでは先述した通り、〇〇座って一体どれだけの人数がいるかって話です。
みんな一緒の人生ではないし、一緒の毎日を過ごすわけではない。
みんな体験することも全然違います。
あくまでも読み物の一つとして楽しむにしていただきたいですね。
本来は、その人それぞれに示してくれているテーマを読み解いて日々実行していくことが大事なのです。
誕生日からの1年を読み解く
この1年のテーマですが、新年1月1日からではなく、誕生日からの1年間のテーマを読みます。
私自身、年間テーマはかなり重要視しています。
例えばですが、
私が会社員を辞めて今やっている占星術&氣功を本業にした時は、「ずっと続けてきたことを信念をもって貫く、決断の年」と出ていましたし、占星術の勉強をスタートさせた年は「習い事でもいいから始めてみる、自分の輝くステージを積極的に探していくとき」となっていました。
このように、ちゃんと宇宙は知らせてくれているんですね。
それを知った上で意識して物事をみることで、思いもかけない世界が見えてきます。
氣功でいう「抽象度を上げる」にもつながる話です。
(このお話は、また別の機会にでも…)
テーマだったり、目指す方向性に自分の願望を添わせながら調整していくということを
毎年の誕生日ではやっておかれるといいですね。
もっと言えば、誕生日の3ヶ月前からは来年のエネルギーが徐々に入ってきますので、頭の片隅にテーマを置いて、そのことを意識して過ごすのも良いと思います。
ぜひ取り入れてみてください!
氣幸占星術マスターコースでは、出生図鑑定や誕生日からの1年間のテーマも読み解いてお伝えしています。
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